自動車修理工場の丁稚から身をおこし、オートバイと自動車のメーカーを創業して、ホンダの名を世界にとどろかせた本田宗一郎の軌跡のすべてを、取材をもとに忠実に描いた伝記。原稿を見直し文字校正を施した４訂版。 世界のホンダ。その創業者がどういう思いで会社を立ち上げたのか。改めて知ってみるのもよいかもしれません。当の本人は現在の同社を見てどう思うのだろうか。日本にはバイクメーカーが大きく４つありますが、一番ステートメントがわかりやすく体現できているのがホンダだと僕は思っています。ヤマハも魅力はあるのですが、そのメッセージの浸透率がそこまで高くない。ましてや現在のヤマハはとてもそのステートメントを体現できてるとは言いがたく、他２社についても「会社として何を掲げているの？」と聞かれてもあまり魅力的なメッセージが込められていないのではないかと感じています。バイクメーカーだけでなく、会社として「掲げるもの」が何なのか、そしてそれを体現できているか、これが不明瞭な会社が多いのが、今の日本の弱さにつながっている気がして。 ＋送料がかかりますことご了承下さい。 ※店頭在庫があれば、２、３日程度で発送可能。在庫なければ、出版社よりお取り寄せになります。お時間を頂きますことご了承下さい。通常10日〜2週間ほどで店着&発送です。また、出版社に在庫がない場合は別途ご連絡差し上げます。差し支えなければ、別の本を選書させて頂くつもりです。時間に余裕がある方、大らかに本を愉しめる方だと幸いです。